それって言い方悪いけれど「物乞い」なのでは…?

クラウドファンディングが市民権を得た一方で、その仕組みに懐疑的な意見を発する人も少なくありません。なぜなら、クラウドファンディングが急増する中で、「自己利益」としてクラウドファンディングを利用するケースも散見されるようになったためです。

たとえば、「大型バイクに乗りたいから教習所の費用を支援してほしい」と、明らかに企画者の「欲求」を満たしたいだけのプロジェクトであったり、「リターンを提示せずにマックブック購入資金を募った結果、ある程度の資金が集まったのに、実際にはサーフェスを購入していた」ケースのように、最初に発表していたことと全く違うことにお金を使われていたり…。

このような場合は、「共感を悪用した物乞い行為」と言われても致し方ありません。最悪の場合、資金を調達しただけで、その後どうなったか、なしのつぶて…などという、「もはや犯罪!」と言える例もあるのですから「クラウドファンディング反対派」が出てくるのも仕方ありません。

「正しいクラウドファンディング利用例」もたくさんある!

このようなある意味悪質なクラウドファンディングは、SNSなどで瞬く間に拡散され、炎上します。そのような例が枚挙にいとまがないことから、「クラウドファンディング=安易な資金集め」というイメージを持っている人も少なくありません。

しかし、クラウドファンディングがまさに多くの人たちの胸を打ち「共感」を呼んだ例もたくさんあります。