子育て夫婦3組が、老後資金を貯められるようになったお金の管理法

子どもの成長はうれしいものの、子育て中は何かとお金がかかります。一方で、老後2,000万円問題が話題になったこともあり、老後資金を貯めなければという意識も高まっています。

何かと先行きが不安な時代、教育資金にお金を使いすぎて老後資金が足りなくなってしまうというのは避けたい事態です。そこで今回は、子育て世帯が老後資金を貯めるためのお金の管理方法について、3組の夫婦に聞いてみました。

非課制度や税制優遇制度はフル活用!

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2歳と4歳の子どもがいるというAさん夫妻は、使えるものはすべて使って老後資金の準備をしていると言います。

「妻が金融機関勤務だったこともあって、資産形成系の話には強かった。妻の勧めで個人型確定拠出年金のiDeCoや少額投資優遇制度のNISAを始め、自分は投資信託を運用するつみたてNISAを、妻は株をやりたいからとNISAを利用している」のだそう。

「それと、2人ともiDeCoで老後資金を作っておくことに。iDeCoだけで十分ということでは決してないけれど、最低限の準備はできる。自分は会社の財形貯蓄制度を活用して貯金もしている。国がせっかく準備してくれているのだから、こういう制度はフル活用しないと」と話します。

「子どもたちの保育園の費用や習い事、教育資金の貯金や住宅ローン返済などでほとんど首が回らない状態だけど、最低限の準備をしているという安心感がある。子どもが大学を卒業して教育関連の出費が落ち着いたら、また本格的に老後資金準備を始める予定。妻も、お互いに定年まで勤めて早いうちに老後資金を貯めてしまおうねと言っている」と話してくれました。

Aさんは、頼りになるパートナーとしっかり話し合っていることで将来への不安を感じずに済んでいるようです。子どもの教育資金で首が回らないという状況は多くの子育て世代が共感する悩みではあるでしょうが、少しずつでも老後の準備を始めておくと、後で慌てることがなさそうです。

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執筆者
  • 大塚 ちえ
  • コラムニスト/ファイナンシャルプランナー

AFP(アフィリエイテッド・ファイナンシャル・プランナー)資格保有。新卒から一貫して証券会社に勤務し、国内株やFX、CFD、先物・オプションなどデリバティブ商品の営業企画に従事。スポーツと音楽が趣味。金融機関勤めで得た知識と経験で、貯金・節約から投資までお金に関する悩みに向き合う。「くらしとお金の経済メディア LIMO」のほか、「Mocha」「DRESS」「CHANTO WEB」などに執筆。