これは、直近2回分の調査でも同様の傾向が見られています。つまり「節約したい」派は、「節約したくない」派に比べて、明確なポイント活用意識を持ってポイントサービスを利用しているようです。

ポイントサービスを始めると、つい「ポイントを貯める」ことに気が向きがちですが、節約につなげるにはむしろ「ポイントを使う」ことに意識を向けることが大切なのかもしれません。

多岐にわたるポイントの使い方

ポイントは、有効期限が設定されている場合も多く、うっかり失効させてしまわないよう「いますぐ使う」というのも1つの方法ですが、使い方を工夫することでより節約に活かせることもあります。共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を例に確認してみましょう。

まず基礎情報として、Pontaポイントは全国のPonta提携社やネットサービスでポイントを貯めたり使用することができます。ポイントカードでポイントを貯めることもできますが、今はスマートフォン内のアプリ画面を提示して貯めることも可能なので、必ずしもカードは携帯する必要はありません。

Pontaポイントは購入金額200円(税抜)ごとに1ポイント、または100円(税抜)ごとに1ポイント貯まります。貯まったPontaポイントは提携店やサービスで1ポイント=1円として利用できるほか、特典や別のポイントと交換することも可能です。

なかでも、節約志向の高い方に人気なのが、Pontaポイントを活用した「ポン活」です。