新型コロナウイルスの感染拡大がきっかけで、節約への意識が高まったという人も多いのではないでしょうか。
共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営する株式会社ロイヤリティ マーケティングでは、2014年4月から約2カ月ごとに「Ponta消費意識調査」を実施しています。この結果によると、「節約したい」人とそうでない人には、ポイント活用意識に大きな差があることがわかりました。
そこで本記事では、最新の調査結果を紹介しながら、節約志向とポイント活用の関係性、そして具体的なポイント活用について紹介していきます。
消費者のうち「節約したい」派は約6割
今年2月に発表された「第43回 Ponta消費意識調査」によると、今月の家計の支出を「節約したい」と回答したのは、全体の63.7%となっており、前回調査の57.9%から5.8ポイントの増加となりました。
ちなみに、初回の調査(2014年4月)では「節約したい」派は50.2%でしたが、近年は60%前後で推移しています。
節約したい理由としては、「日々の生活費のため」が44.6%で最も多く、「将来の消費のため(39.0%)」「老後の生活費のため(36.6%)」となっており、消費者の高い節約志向がうかがえる結果となっています。
「節約したい」派は、ポイントを「いま使う」!
同調査にて、いつ貯めたポイントをつかうかを尋ねたところ、「節約したい」派は「いま使たい」が43.4%と最も多く、「節約したくない」派では「分からない・決まっていない」が47.0%と最も多い回答となっています。