郊外の住宅

「都会の密を避けるため郊外に家を買った」というのは50代のBさんです。都内から車で1時間半ほどの郊外に家を買ったBさんの周囲では、同じ考えの人が少なくなかったと言います。

「コロナが流行して半年くらい経った頃、仲間内で『もう都会はいいかな』という声が聞こえ始めた。最初はいつも通りに会食したり、飲みに出たりすることができないのがもどかしくもあった。でも、それに慣れてしまうと、郊外に家を持つのもいいなという話が出て、みんなで土地の情報でいいものが出たら交換し合った」と笑います。

コロナ禍によってテレワークが進み、都心に住居を構える必要がなくなったと感じる人もいるようです。「今回のコロナ禍では都会の悪いところが出たような気がする。自分の会社もすでに全面リモートに切り替えてしまったし、毎日出社する必要は感じない」と話すBさん。今後は都内と郊外の家を、その時々の都合に応じて使い分ける予定だそうです。

自宅用トレーニング設備

「コロナ禍でジムに行けなくなってしまったから、家にジムと同じような設備を購入。そうしたらすごくラクで、もっと早くこうすればよかったと思った」と話すのは、50代のCさんです。

Cさんはコロナ禍以前はプライベートジムに頻繁に通っていたものの、感染リスクがあると言われるジムに通う気になれなくなったのだと言います。「一応社長という仕事をやっているので、自分が感染したら示しがつかないからできるだけ感染リスクは排除したいと思った。今は自宅で快適に筋トレができている」とのこと。