「貯蓄ゼロ世帯」70代以上でどれほど存在するか

現役世代が高めたい「貯蓄への意識」

同調査によると、既に老後生活に入っているといえる70代以上の「ひと月当たりの最低生活費」は70歳代以上で31万円という答えが出ています。

年金収入、家族構成、健康状態などは人それぞれ。

「老後の生活にはいくら必要」とひとことでは言えませんが、老後の早い段階で預貯金を切り崩し始め、老後破綻にまっしぐら･･･という状況は避けたいところです。

先に述べた「老後の貯蓄格差」にはさまざまな背景があるでしょう。

とはいえ、「現役時代の貯蓄意識」が少なからず絡んでいるであろう、という考え方はあながち嘘ではないといってよいかもしれません。

老後を見据えた長期的なお金の計画は、できるだけ若いころから意識しておくことをおすすめします。

貯蓄の進み具合、お勤め先の退職金の有無、そして家族構成などはひとそれぞれです。老後のマネープランもやはり一人一人にあった形で検討していけるとよいですね。

資産運用は時間をかけて運用するほどリスクが軽減し、リターンが安定する傾向があります。

若い頃から、少額をコツコツ積立てていくことで、複利の力をかりて雪だるま式に資産を増やしていくことに繋がります。

「金融商品は多すぎてどれを選べばいいか分からない」
「お金を増やすって興味はあるけどなんだか怖い」

そんなお悩みをお持ちの場合は、資産運用のプロに相談しながら考えていかれることをおすすめします。

お金の専門家が、あなたとご家族のライフスタイルにあう「お金との付き合い方」を見つけるためのコンシェルジュとなるかもしれません。