1. 事前に話をしておかない

「やっぱり仕事は段取りだと思う。どんなプロジェクトを進めるにも、事前に上司の確認を取っておくとか、あらかじめ何をするか軽く話しておくとか、そういう手順を踏まないと、いざというときになって『そんなの聞いてない!』と上司に話をひっくり返されることになる」と話すのは、メーカーに勤める20代のAさんです。

Aさんの同僚は、そうした段取りが悪く仕事がいつも進まないのだと言います。

「たぶん上司に話をするということのハードルが高いのかもしれない。自分は立ち話でもなんでも、とにかく上司にこまめに情報をアップデートしているけれど、そういうことができない同僚はだいぶプロジェクトが進んでから報告するので、もうとっくに後戻りできない状況になっている」と話します。

仕事の段取りをうまく運ぶには、確かにこまめな情報共有が大切です。後戻りできない状況になってから上司に話をひっくり返されてしまうのは、自分にも周囲にもかなりの痛手になってしまいます。