40代→50代→60代「ホントの貯蓄額」はどう動く?
さいごに、各世代の「金融資産保有額」から「借入金残高」を差し引いた「純貯蓄額」、つまり、ほんとうの貯蓄額の平均をみていきます。
(参考)全世代平均・・・1436万円―671万円=765万円
40歳代・・・平均1012万円―1325万円=マイナス313万円
50歳代・・・平均1684万円―729万円=955万円
60歳代・・・平均1745万円―205万円=1540万円
40歳代は、住宅ローンや子どもの教育費といった支出に追われる人が多い世代。そんな背景から負債が貯蓄を上回り、純貯蓄額(ほんとうの貯蓄額)の平均は「マイナス」です。
それが50歳代になると貯蓄が負債を上回り、純貯蓄額(ほんとうの貯蓄額)はプラスに転じますね。
50歳代は、住宅ローン返済や子育てがひと段落し、大きな固定出費が落ち着く人世帯も増えてくる時期。そんな背景から、ようやく「貯金の成果」を実感し始める世帯も多いかもしれません。
60歳代以降になると、住宅ローンを完済した人、定年退職金が入った人などが増えることから、純貯蓄額の平均は1000万円以上となっています。
著者
二種外務員資格(証券外務員二種)記者/編集者/校閲者/
【保有資格】
ニ種外務員資格(証券外務員二種)・相続診断士・認知症介助士・終活ガイド資格1級保有。
【経歴】
二種外務員資格や相続診断士などの資格を保有し、「お金とくらし」にまつわる情報を専門的かつ丁寧に発信する金融メディア編集者・ライター。
早稲田大学第一文学部史学科卒。人文・社会系一般書籍、中学・高校社会科教材、就職試験問題の制作関連業務で15年以上の経験を持つ。また、大手人材派遣会社における採用管理業務などの実務経験もある。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』において、金融系メディアの編集者兼執筆者として、コンテンツ制作や編集を担当。
総務省「家計調査」・厚生労働省「厚生年金保険・国民年金事業の概況」・J-FLEC(金融経済教育推進機構)「家計の金融行動に関する世論調査」などの一次資料に基づくデータ記事の執筆に強み。
専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも記事執筆をおこなう。紙媒体での経験に加え、家族の介護を通じて得た知見を生かしながら、「お金とくらし」にまつわる情報を丁寧に発信している。(2026年7月9日更新)