進学費用の備え「月0円」が約3割。子どもの教育資金の実態

子どもの進路の選択肢は狭まった

次に、教育全般に関する変化を聞いた結果を見てみます(図表1参照)。

【学校教育の重要性】では「上昇」が65.9%、「低下」が34.1%

【学校外教育の重要性】では「上昇」が65.8%、「低下」が34.2%

一斉休校を経験したことで、毎日子どもが学校で学習するルーティンの大切さを感じたのと同時に、家庭学習の大切さを認識した親も多かったようです。ただ、共働き世帯ではフォローの限界もあり、学校外教育をアウトソーシングする必要性も高まったといえるでしょう。

さらに、【子どもの進路の選択肢】では「増加」が32.7%、「減少」が67.3%と、約7割の親がコロナ禍で子供の進路の選択肢が減少したと感じています。

2020年度は、様々な説明会が中止、もしくはオンライン開催されることが多く、情報収集する機会は大幅に減少。さらに、景気の悪化によって進学や就職などの選択肢が狭まったというケースも増えたと考えられます。

図表1:学校教育・学校外教育の重要性、進路の選択肢について

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出所:「子どもの教育資金に関する調査 2021」(ソニー生命保険株式会社)

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執筆者
  • 中野 令子
  • ファイナンシャルプランナー/コラムニスト

1級ファイナンシャル・プランニング技能士。大手証券会社で約17年勤務。個人と法人向けに金融商品の販売に従事。現在は家業を手伝うかたわら、資産運用や保険のコンサルを行う。毎日の生活の中にあるお金をテーマに「くらしとお金の経済メディア LIMO」に執筆するほか、「女性の老後のためのメディア ミュゲ」の監修者として活動中。難しくて敬遠しがちな金融のしくみについて、わかりやすく説明。プライベートでは2児の母として、奮闘する毎日。