今や子どもも1人1台スマホを持っている時代。メッセージをやり取りしたり、ゲーム対決をしたりと、子どもの世界でもスマホがコミュニケーションの最重要ツールになっている…といっても過言ではありません。

そして子どものスマホ普及に比例して、急増しているのがトラブル。特に、スマホでの「ゲーム課金」に関するトラブルが後を絶ちません。今回は、子どものゲーム課金に関するトラブル事例について、体験談を交えながら解説していきます。

覚えのない高額請求! その原因は…

中学1年生の男の子の母親、A子さんは、ある日、クレジットカードの引き落とし請求額を見てびっくり! 公共料金とスマホの通信料の支払いにしか利用していないはずなのに、なんと請求書に記されていた数字は25万円。

理由は、A子さんの息子のスマホ課金。A子さんの息子がスマホのゲームに、20万円を超える額を課金していたことが判明したのです。

すぐにA子さんは息子に問いただし、これだけの金額を稼ぐことがどれだけ大変か諭したところ、最初はふくれっ面だった息子も、次第に反省の色を見せ、最後には「ごめんなさい」と号泣。

罰として、A子さんは息子のスマホを取り上げ、代わりにスマートフォンタイプのキッズ携帯を持たせることにしたそう。「恥ずかしいよ」と息子は不満タラタラでしたが、A子さんは、最低1年間はそれで過ごすことにさせるそうです。