話題にするのは、いつもデスクの上に飾ってあるものやカバンに付けている大きめストラップなどにすると、会話が弾みやすいもの。自分の小物を褒められているとき、「Aさんのカバンのストラップだってかわいいよね!いつもセンスいいと思ってて。どこで買ってるの?」などと質問してみましょう。

相手の心を開く心理術

次に、相手の心を開く心理学について少し触れたいと思います。日常に当てはめた具体的な使い方についても見ていきましょう。

自己開示

相手が話すよりも先に、自分のことを話すことで、相手との信頼関係が築きやすくなります。自分から話しかけるのが不得意な人は、話しかけられたときや質問されたときに、自分のことを話すようにしましょう。

「話しかけてくれて嬉しい!私、すごい緊張するタイプで…」というシンプルな感じでも大丈夫です。自分はこういう人だということを相手に伝えるのが大切です。

相手が「私も緊張する!」と答えれば、「そうなの?全然そんなふうに見えない。私なんて、顔も赤くなっちゃって…。いまも赤くなってない?」というように、難しく考えず自然なリアクションをすれば十分。

すると相手は「反復性の法則」と言って、「相手は自分のことを教えてくれている。自分のことも話さないと」と感じ、自分のことを話したくなるのです。