<高校卒(総合職)の場合>

  • 1年目:19万1000円
  • 5年目:78万6000円
  • 10年目:191万7000円
  • 20年目:578万7000円
  • 30年目:1222万円
  • 35年目:1781万8000円
  • 38年目:1850万9000円
  • 42年目(60歳):2037万7000円

<高校卒(生産・現業)の場合>

  • 1年目:18万5000円
  • 5年目:88万6000円
  • 10年目:212万円
  • 20年目:623万8000円
  • 30年目:1208万6000円
  • 35年目:1613万9000円
  • 38年目:1645万4000円
  • 42年目(60歳):1817万2000円

仮に60歳の定年まで勤めたと仮定すると、大学卒と高校卒の総合職の場合、退職金は2000万円を超えています。

ただ、高校卒(生産・現業)の場合は、定年まで勤め上げても2000万円には少し及ばないようです。

支給額に差はありますが、長く勤めることができれば、それなりのまとまった退職金がもらえそうですね。

退職金が支給されない企業も

前ページで見た調査結果では、勤続年数が長ければ、まとまった金額の退職金を受け取れることが分かりました。

ただし退職金は必ずもらえるものではありません。制度が有るかどうかや支給額にもかなりのバラつきがあります。

下記の厚生労働省「平成30年就労条件総合調査結果の概況」(2018年)をごらんください。

退職給付制度がある企業:80.5%

<退職給付制度がある割合が高い業種>

  • 複合サービス業:96.1%
  • 鉱業・採石業・砂利採取業:92.3%
  • 電気・ガス・熱供給・水道業:92.2%

退職給付制度がない企業:19.5%

<退職給付制度がない割合が高い業種>

  • 宿泊業・飲食サービス業:40.3%
  • 生活関連サービス業・娯楽業:34.7%
  • サービス業(他に分類されないもの):31.4%