〈40歳代〉
- 中央値:686万円
- 平均:1177万円
〈50歳代〉
- 中央値:1000万円
- 平均:1955万円
〈60歳代〉
- 中央値:1465万円
- 平均:2154万円
〈70歳以上〉
- 中央値:1394万円
- 平均:2208万円
自分が該当する年代を見て、自分自身の貯蓄額は中央値や平均値と比べて多かったでしょうか、少なかったでしょうか。
中央値と平均値について、先に説明しておきます。
中央値とは、対象となる数字を単純に並べていった時に中央に来る数値のことをいい、平均値は対象となる数字を足し合わせて、その数字の個数で割った数値になります。
つまり、平均値は上位の数値が大きければ大きいほど、数値全体を押し上げてしまう傾向があるため、中央値の方が比較的実体に近い数値と言えるとも考えられます。
また中央値よりも平均値が大きい場合は、上位層の数値が高い傾向があると言えます。
このデータに照らし合わせて考えると、それぞれの年代に置いて中央値よりも平均値の方が高く、年代が上がっていくにつれ、その差も大きくなっていることが分かるかと思います。
これは、つまり貯蓄額が多い層が平均値の数値を引っ張っていることが想定でき、年代が高くなればなるほど格差が広がっていると言えるでしょう。