返済期間が長いほど大変な部分も。マイホームは計画的に

当然ですが、住宅ローンを組んだ年齢が高く、また返済期間を長くするほど、定年を迎えた時点での住宅ローン残高も多くなってしまいます。60歳時点で1,000万円近い住宅ローンが残っているとなると、老後資金が厳しく最悪の場合は「老後破産」となるおそれも考えられます。

もちろん、体が健康であれば定年後も働くなど、収入を増やす手立てを考えることも可能ですが、必ずしもそれができるとはいい切れないところが問題です。マイホーム購入・住宅ローン返済計画は、あらかじめしっかりとシミュレーションをして、そして都度見直しながら老後に負担を残さないようなバランスを考えていきたいものですね。

参考資料

古谷 梨子