教育費が世帯年収に占める割合はどのくらいか。家計に重い大学進学 2021.03.18 08:00 公開 執筆者中野 令子 文部科学省が発表した令和2年度学校基本調査(確定値)によると、大学・短期大学の進学率は58.6%で過去最高となりました。大学のみの進学率は54.4%で、親世代と異なり、半数以上が大学に進学するわけですから、教育費の負担を重く感じる家庭も多いことでしょう。 記事の続きを読む 関連記事 塾選びで重視する1位は月謝ではない。では月謝にいくらかけているか 親の収入が減少すると家計を見直す必要が出てきますが、子どもの教育費も見直し対象になりやすいもの。「できればお金をかけずに学力を向上させたい」のが親の本音かもしれませんが、実際のところはどうなのでしょうか。「ママスタまなび」が2021年の1月下旬〜2月上旬に行った「小学生・中学生の塾通い」に関するアンケート調査からは、塾選びでは必ずしも「塾の月謝」が重視されているわけではないことが浮かび上がってきました。 「進学できなくなりました。就職します」ある高校3年生の言葉に考える、貯蓄がないということ ある年の9月の話です。大学受験を控えた高校3年生のK君が、担任の先生に言いました。「先生、大学に進学するつもりでしたが、金銭的に難しいので就職することにしました」担任の先生が見る限り、彼の家にお金がないというイメージはありませんでした。しかしK君が言うには「大学受験から入学にかかる、100万円とも200万円ともいわれるお金を、払うだけの貯えが家にはないと親に言われた」とのこと。 このように、収入は普通にあるのに、貯えがないという家庭は意外に多いようです。今回は、「年収と貯金の関係性」についてみていくことにしましょう。 塾で見た学力格差のリアル。経済力だけが理由じゃない! 最近は学力格差の話題がマスコミやネットで取り上げられることが少なくありません。筆者も、自分が塾講師として働いていた約10年前と現在ではどのくらい格差が広がっているのか、自分の子供を通してずっと考えています。確かに格差は確実に広がっており、親の学歴がそのまま子供世代に受け継がれ、負のスパイラルに陥っている感は否めません。 「子どもの基礎学力を把握していない」日本の親。教育は本人任せ、塾任せ 大学受験の地元志向がコロナ禍で加速。もう東京は目指さないのか LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL