ところで「60歳以上・無職世帯」はどのくらい貯めているの?
さて、同調査によると、2019年時点の二人以上の世帯(すべての世代)の平均貯蓄現在高は1755万円となっています。
ここでまず、若い世代も含めた、世帯主の年齢階級別貯蓄現在高の平均を見ていきましょう。
世帯主の年齢階級別貯蓄現在高
- 40歳未満…691万円
- 40~49歳…1076万円
- 50~59歳…1074万円
- 60~69歳…2330万円
- 70歳以上…2253万円
平均…1755万円
では、これを「無職の高齢者世帯」に絞って、その推移を追っていきます。
高齢無職世帯の貯蓄現在高の推移
- 2014年・・・2372万円
- 2015年・・・2430万円
- 2016年・・・2363万円
- 2017年・・・2348万円
- 2018年・・・2280万円
- 2019年・・・2244万円
2019年前年に比べ36万円のマイナス、かつ4年連続減少しているものの、「60歳以上の高齢者・無職世帯」の貯蓄現在高の平均額は2000万円をキープしているようです。