株式市場の振り返り-日経平均株価は3日続伸、売買代金は3兆円に届かずも高水準維持
3月11日、東日本大震災の発生からちょうど10年が経ちました。この未曾有の大災害で亡くなられた方、行方不明のままの方、現在も避難生活を強いられている方を含め、被害に遭わられた方及びその関係者の全てに対して、改めて心よりお悔やみ・お見舞いを申し上げます。
2021年3月11日(木)の主要指標(カッコ内は前日終値比)
- 日経平均株価 29,211円(+175円、+0.6%) 3日続伸
- TOPIX 1,924.9(+5.1、+0.3%) 3日続伸
- 東証マザーズ株価指数 1,172.0(+15.7、+1.4%) 3日続伸
東証1部上場銘柄の概況
- 値上がり銘柄数:1,558、値下がり銘柄数:570、変わらず:67
- 値上がり業種数:21、値下がり業種数:12
- 昨年来高値更新銘柄数:117、昨年来安値更新銘柄数:0
東証1部の出来高は13億7,793万株、売買代金は2兆8,692億円(概算)となり、いずれも前日並みでした。
米国株の上昇(NYダウが最高値を更新)を受けてリスクオンモードとなりましたが、様子見スタンスに徹する投資家も多かったと見られます。結果的に、売買代金は3兆円には届きませんでしたが、高水準を維持しています。
そのような中、日経平均株価は比較的狭いレンジ内の推移となり、最後は値を上げて3日続伸となりました。取引時間中の高値は29,255円(+219円)、安値は28,995円(▲41円)となり、値幅(高値と安値の差)は約260円。
なお、TOPIXも同じような値動きで3日続伸となりました。