その他では、金融株で三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)が昨年来高値を更新し、野村ホールディングス(8604)もザラバで高値更新となったことが目を引きました(野村ホールディングスの終値は下落)。

日経平均株価の下落に寄与した下位3銘柄

  • テルモ(4543)
  • 東京エレクトロン(8035)
  • オリンパス(7733)

米国のハイテク株の不振を背景に、日本のハイテク株の一角にも売りが続き、この日は村田製作所(6981)が一時▲4%超安へ大幅下落となり、アルプスアルパイン(6770)やオリンパスが大きく値を下げました。

また、為替相場が円高気味に動いたこともあり、自動車株が総じて急反落し、いすゞ自動車(7202)が急落したのを始め、マツダ(7261)や三菱自動車(7211)も大幅安となっています。

さらに、ここ数週間は買戻しで株価回復となっていた青山商事(8219)とAOKIホールディングス(8214)が揃って急落しました。

その他では、前日に業績見通しを下方修正した富士急行(9010)が一時▲4%超安まで下落し、東海旅客鉄道(9022)などJR株も下落したことが目を引きました。

葛西 裕一