春から新社会人として就職する人は、引っ越しなどの準備に大忙しのことと思います。

コロナ禍での入社に不安を感じている人も多いかもしれませんね。

みなさん、志望企業は何を基準に選びましたか。

業種、勤務先、給与、福利厚生など、どこを重視するかは人それぞれでしょう。

なかには退職金がたくさん貰えそうかどうかを重視する人もいるかもしれません。

私は大学卒業後、信用金庫での勤務経験があり、FPの資格を持つファイナンシャルアドバイザーとして、多くの方のファイナンシャルプラニングに関わってきました。

そこで今回は、会社員の平均退職金額が職業別にいくら違うのかについて見てみたいと思います。

会社員の退職金、業種別の平均金額はいくらか

それでは会社員の退職金について見ていきたいと思います。

中央労働委員会発表の「令和元年賃金事情等総合調査 令和元年退職金、年金及び定年制事情調査」によると、平成30年度1年間の産業別平均退職金額(退職事由が定年退職)は以下の通りです。

産業別退職事由ごとの平均退職金額

調査産業計:1213万8千円