家計や教育へのコロナ禍の影響は?

コロナ禍が家計や教育に及ぼした影響についての質問です。

子どもの自学自習時間は

  • 非常に増加 6.2%
  • やや増加 46.0%
  • やや減少 39.9%
  • 非常に減少 7.9%

(ソニー生命調べ)

「非常に」と「やや」を合わせた「増加(計)」が52.2%「減少(計)」が47.8%と、それほど差はありませんでした。

子どもの学力は

  • 非常に向上 3.4%
  • やや向上 36.0%
  • やや低下 51.6%
  • 非常に低下 9.0%

(ソニー生命調べ)

「向上(計)」が39.4%、「低下(計)」が60.6%と、およそ6割の人が低下したと答えています。コロナ禍によって、学ぶ環境が変化したことが一因かもしれません。

子どもの進路の選択肢は

  • 非常に増加 2.6%
  • やや増加 30.1%
  • やや減少 56.3%
  • 非常に減少 11.0%

(ソニー生命調べ)

子どもの進路の選択肢が増えたか減ったかを聞いた質問では、「増加(計)」が32.7%、「減少(計)」が67.3%と、7割近い人が減ったと答えています。外出自粛などの行動制限や経済の悪化による影響が子どもの進路の選択を阻めているようです。

次に、コロナ禍での、教育にかけるお金、家計状況などを聞いています。

家計は?

  • 非常に改善 1.5%
  • やや改善 23.7%
  • やや悪化 60.7%
  • 非常に悪化 14.1%

(ソニー生命調べ)

「改善(計)」が25.2%、「悪化(計)」が74.8%と、7割半の人が悪化したと答えています。一方で教育費の状況はどうでしょうか。

子どもの教育費は?

  • 非常に増加 4.1%
  • やや増加 42.0%
  • やや減少 48.7%
  • 非常に減少 5.2%

(ソニー生命調べ)

「増加(計)」が46.1%、「減少(計)」が53.9%と、コロナ禍で教育費が減少したと答えた人の割合が少し多くなっていますが、家計の悪化の割合に比べると極端ではありません。

教育資金に対する不安は

  • 非常に増加 18.8%
  • やや増加 52.6%
  • やや減少 23.5%
  • 非常に減少 5.1%

(ソニー生命調べ)

コロナ禍での教育資金に対する不安を聞いた質問では、不安が「増加(計)」が71.4%、「減少(計)」が28.6%と、7割強の人が不安に思っていることがわかります。