3.話を直接聞いて見抜く

三つ目の方法は、直接聞いた話を手がかりにすることです。転職エージェントやハローワークなど、仲介してくれる第三者がいれば遠慮せずに色々な質問をしてみてください。ちょっと踏み込んだ情報や、募集背景、社員の雰囲気などを教えてくれる可能性があります。

また、転職を検討している会社に知り合いがいれば、思い切って話を聞いてみるのもおすすめです。在職中でも退職していても、よりリアルな内部事情に触れることができます。

採用面接に進んだ場合には、失礼とならない程度に職場の様子を質問するのもアリ。例えば「キャリアの長い方が多いですか?」と聞くことで、離職率などを推測することができます。実際に自分が働くイメージを描きたい、と前向きな姿勢を伝えれば面接官にも尋ねやすいでしょう。

さいごに

転職を避けたい「ヤバイ会社」を見極めるために、大切なポイントを3つ紹介しました。実際に入社しなければ分からないことも多いですが、入念に下調べをしておくことで「あの時もっと慎重に検討すれば良かった」という後悔は避けられるはずです。

一度転職をするとまた職場を変えるのはとても大変です。劣悪な職場環境であれば退職すらできない状況に追い込まれてしまう可能性もあります。焦らず妥協せず、自分の将来にとって納得のいく会社を選ぶようにしましょう。

参考資料

田原 未沙記