60代も「はたらく世代」貯蓄額でみる還暦格差とは

Nataba/iStock

3月の年度末で定年退職を迎える人は、そろそろ仕事の引き継ぎを本格的に始めている頃でしょうか。

定年再雇用制度を利用して、引き続き同じ会社で勤務を続ける人も多いかもしれませんね。

これまで家族のために働いてきた人も、これからは自分のために働くことになります。

少し働くペースを落としながら、ゆっくり仕事をしたいと希望する人もいるでしょう。

一方で「老後のために、経済的にも働かざるをえない・・・」という人も多いかもしれません。

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私は大学卒業後、信用金庫での勤務経験があり、FPの資格を持つファイナンシャルアドバイザーとして、多くの方のファイナンシャルプラニングに関わってきました。

そこで今回は、60代の貯蓄額を参考にしながら還暦格差がどれくらいあるのかについて、見ていきたいと思います。

60代、働いている人はどれくらいか

独立行政法人 労働政策研究・研修機構公表の「60代の雇用・生活調査結果(2020年3月31日)」によると、令和元年7月~8月の調査時点で仕事をしていた60代の割合は59.0%です。

さらに、年齢別の就業率を見てみましょう。

  • 60代前半(60~64歳)・・・70.2%
  • 60代後半(65~69歳)・・・50.1%

60代後半の人でも2人に1人が働いていることが分かります。

このうち、男性は69.1%、女性が49.3%です。男性の方が女性より比率は多いですが、女性も概ね2人に1人の割合で働いていることが分かります。

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執筆者
谷口 裕梨

同志社大学卒。大学卒業後、京都中央信用金庫で投資信託や生命保険などを活用した資産運用アドバイス、相続相談、融資、為替業務などに従事。その後は福知山市役所で主に中小企業支援などに携わる。現在はこれまでの金融商品の知識を生かし、個人向け資産運用のサポート業務を行う。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などを保有。