なお、TOPIXも同じような値動きで反落しましたが、下落率は日経平均株価より小さく収まりました。ただ、終値は再び1,900ポイントを割り込んでいます。
東証マザーズ株価指数は続伸、売買代金は再び2,000億円を上回る
東証マザーズの出来高は8,616万株、売買代金は2,077億円となり、いずれも前日より増加しました。売買代金は再び2,000億円を上回りましたが、全体的には盛り上がりに欠けた商いとなっています。
なお、一部の主力銘柄が買い戻されたこと等から、株価指数は小幅上昇ながら続伸となりました。終値は1,200ポイントを維持していますが、やや不安定な値動きが続いています。
“バフェット効果”で伊藤忠商事が連日の高値更新、材料出尽くしのZ-HDは一時急落
日経平均株価の上昇に寄与した上位3銘柄
- テルモ(4543)
- ネクソン(3659)
- ファナック(6954)
ファーストリテイリング(9983)が寄り付き直後に上場来高値を付け、ついに株価が11万円を超えましたが、直後から売りに押され、結局は大幅反落で引けました。さらに、ソフトバンクグループ(9984)も同様に上場来高値を付けた後で売られ、終値は小幅安となりました。
また、直近買われていた商社株が総じて反落する中、米国の著名投資家であるウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社が大量保有を公表した伊藤忠商事(8001)への見直し買いが続き、逆行高で連日の昨年来高値更新となっています。