日経平均急落。米長期金利急上昇で29,000円を割り込むが、下落は一服か 【日経平均株価】テクニカル分析 2021年2月28日

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国内株式市場については、金利動向や要人の発言などに注意しながら、当面は、業績のよい企業の銘柄を中心に物色する戦略がよさそうです。中でも、コロナ禍による出遅れ気味の業界については、今が仕込みの時期ともいえるでしょう。

今週、25日線を回復できるかどうかが注目点

先週の日経平均の値動きをテクニカル面から振り返ってみましょう。前週末に5日移動平均線をローソク足の実体が割り込み、先週は、それを回復できるかが一つのポイントでした。

実際には、週初22日に窓をあけて上昇して寄り付き、いったんは5日線を回復しますが、終値ではまた下落。祝日をはさんで24日にも陰線となりました。25日は窓をあけて上昇したものの、26日には再度大きく下落しました。

今週以降の展開はどうなるでしょうか。一つ心配なのは、26日の下落により、心理的節目となる29,000円だけでなく、これまで長期間にわたり下値をサポートされてきた25日線も割り込んでしまったことです。

ここが回復できないと短期的な上昇トレンドが崩れてしまいます。今週、25日線を回復できるかどうか注目されます。

下値メドとしては、1月29日の安値(27,629円)になります。ここより下がると、中期的な上昇トレンドも崩れ、目線を下に持たざるを得なくなります。

ただし、このあたりは過去にもみ合って売買も積み上がっているところでもあるので、下抜けするにもパワーが必要です。ここから調整したとしても、しばらくは、28,000円~29,000円の間でもみ合うことも考えられます。

逆に週初に25日線を回復するようであれば、反発狙いでいいでしょう。その場合の目標は、再度の3万円超え、さらに2月16日の高値(30,714円)あたりになります。

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下原 一晃

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執筆者
下原 一晃

マーケティング会社、リクルートなどを経て、PRプランナー・ライターとして独立。株式投資、投資信託をはじめとする資産形成や、年金、相続などに関する情報提供を行っている。あわせて、個人投資家がテクニカル理論を身に付けるためのヒントや知識の紹介にも取り組んでいる。日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト(CMTA)。