新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の蔓延により看護師不足が注目されるとともに、看護師の労働環境の厳しさについても注目されています。しかし、まだまだ看護師の闇はあります。その一つがサービス残業の多さです。

残業の中でも賃金が発生しないサービス残業ですが、これが本当に多いと看護師である筆者も感じます。今日は看護師のサービス残業の闇について少し伝えたいと思います。

8割の看護師が毎日残業してる?!

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日本医療労働組合連合会が行った「看護職員労働実態調査」によると、8~9割の看護師が残業をしており、日勤後に1時間以上残業しているという人は44%。さらに夜勤後でも25%の人が1時間以上の残業をしているという結果が出ています。

また、勤務終了後だけではなく、始業開始前の残業を30分以上している人も半数以上いるのがわかります。なぜこんなにも残業が多く、なおかつ一部では未払いになってしまうのでしょうか。

不払い総額3億円?!サービス残業の実態

同調査によると賃金不払い労働は、1カ月で合計16万4,128時間(1万8,695人)になるとのことで、時間単価を2,000円 とした場合、不払い賃金の総額は約3億2,826万円 にもなるとのこと。1人あたり1万7,559円/月となります。年間約20万円ともなれば、なかなかの金額です。