しばらくして、私が裁縫をしている姿をそばで見ていて申し訳なく思ったのか、夫は「お金がかかるってことは、やっぱり時間も手間もかかるんだよね」「今度はお店に持っていくね」と呟いていました。

「それなら最初から持っていってよ〜!」と心の中でグチを言いつつ、なんとか2本分の裾上げを完成。

夫に裁縫を覚えてもらうせっかくのチャンスを自ら逃したことは少し後悔していますが、こんなことで夫婦関係をこじらせたくないので、プチ揉め程度で終わらせて良かったのでしょう。抱えている仕事もなんとかこなし、リフォームショップに出していたらかかったはずの金額の5分の1程度を報酬としてスイーツをおごってもらう約束をしたので、私としても納得しています。

まとめ

今回は私が折れるような形になりましたが、本当に時間が切迫していたら夫の言い分など無視して、勝手にリフォームショップに依頼していたかもしれません。プチ揉めどころか大揉めになっていたかも…。

節約しようとする姿勢は素晴らしいですが、頼まれる側の事情も汲んでほしい! とはいえ、些細な要望に対してもすぐ「NO」と言ったり頭ごなしに否定するのではなく、歩み寄ることも時には大切だ、と改めて思った出来事でした。

次の機会があれば、夫にはぜひ裁縫に再チャレンジしてもらいたいですね。その際は、歩み寄りつつも、しっかりとレクチャーしたいと考えています。

岩田 結