コロナの影響でボーナスが減額になったとか、失業したという話題を見聞きすると嫌でも不安になりますよね。そうした先行き不透明な中では「お金を貯めておかなければ」と思う人も少なくないと思います。

しかし、気ばかり焦って毎月なんだかお金が貯まらない、そもそもお金が残らない、という悩みを抱えている場合もあるでしょう。しかし、ちょっとしたコツをつかんでそれを続けていくことができれば、貯金はうまくいくはずです。そこで今回は、月収別でわかる貯金額の目安と貯金法のヒントについて紹介します。

月収20万円までは細かい出費の見直しを

月収がいくらであっても、いくつかのポイントに気を付けていけばお金は貯められるようになるものです。月収がアンダー20万円で一人暮らしの場合は、まず月収の1割を目安に貯金を始めてみましょう。家賃やスマホ代などの固定費を見直すのもいいですが、すでに固定費は抑えているという人もいるでしょう。

そこで、出先のコンビニなどでつい買ってしまうお菓子やコーヒーなど身の回りの細かい出費から見直してみましょう。ただし、徹底的に削るというよりは「1日300円~500円の節約」という感じで、ライトな節約を心がけてみてください。でないと、ストレスが溜まってしまいます。

たとえば、貿易関連の事務所で働くAさんは、ちょっとしたお菓子やコーヒーはスーパーで買いだめして小さいポーチに詰めて持ち歩いているのだそう。「チョコレートの大袋や袋包装のアメ、ウエハースや個別包装のクッキーなどを気分次第で朝詰めていくのが楽しい。コーヒーもタンブラーに入れて持ち歩いている」と言います。

また、不動産会社で働くBさんは「忘れ物が多いとついコンビニで買うことが多くなる。ビニール傘とか、眉パウダーとか生理用品とか。本当は出先で買いたくないけど忘れて買わざるを得なくなるから、最近は夜のうちに忘れ物チェックをするようにしている」と話していました。こうした工夫を取り入れることで細かい出費が減っていきます。