何かのタイミングで「今までの人生」と「これからの人生」を考えたこともあるのではないでしょうか。とくに50代はセミリタイヤやセカンドキャリアについて考えるかもしれません。
そこで今回は、株式会社Be-Jin調べ「コロナ禍における50代のキャリア調査」を参考にし、キャリアプランの再考について検討してみましょう。
50代男女の33%が「定年後の人生を考えたことがない」
2020年は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を大きく受けた1年でした。業種によっては、希望退職を募ったり週休3日制を導入したりしたところもあります。
さらに、厚生労働省は平成29年の「働き方改革実行計画」から副業・兼業の普及促進を図っています。副業・兼業の促進に関するガイドラインも定められ、いくつかの仕事をしている方も増えてきました。
そのうえで、50代男女に定年後のセカンドキャリアのことを調査しました。すると、50代男女の33%が「定年後の人生を考えたことがない」という結果になりました。
この背景には、とりあえず今は仕事があり、給料も出ているからという現状が存在します。直面している仕事に向き合うだけで精一杯なのかもしれません。