東証マザーズ株価指数は続落、売買代金は6日連続で2,000億円超え

東証マザーズの出来高は1億4,354万株、売買代金は2,553億円となりました。

出来高は前日より増加しましたが売買代金は横ばいでした。この日も個人投資家の物色意欲は強く、売買代金は206日連続で1,000億円を上回り、6日連続で2,000億円を上回っています。

ただ、利益確定売りも多く出たため、株価指数は続落となりました。終値でも1,300ポイント回復はならなかったようです。

ファーストリテイリングが孤軍奮闘の9連騰、マネックスGは高値更新直後から急反落

日経平均株価の上昇に寄与した上位3銘柄

  • ファーストリテイリング(9983)
  • 中外製薬(4519)
  • 花王(4452)

主力株が総じて値を下げる中、株価10万円台乗せを達成したファーストリテイリングが孤軍奮闘、一時+5%高に迫る急騰となって9日続伸、7日連続で上場来高値を更新しました。ちなみに、最低投資単位の100株で1,070万円必要になるため、もはや個人投資家の投資対象になる銘柄ではなくなりつつあると言えましょう。

また、前日から医療関係者先行でコロナワクチンの接種が開始されたことを受け、この日も普通の日常生活への回帰がテーマとなり、日本航空(9201)とANAホールディングス(9202)が続伸となり、オリエンタルランド(4661)は上場来高値を更新しました。ただ、オリエンタルランドは高値更新後から売りに押されて、終値は小幅高に止まっています。