株式市場の振り返り-日経平均株価は後場に値を消して続落、終値で3万円台は維持

2021年2月18日(木)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 30,236円(▲56円、▲0.2%) 小幅続落
  • TOPIX 1,941.9(▲19.5、▲1.0%) 続落
  • 東証マザーズ株価指数 1,272.6(▲21.8、▲1.7%) 続落

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:406、値下がり銘柄数:1,713、変わらず:75
  • 値上がり業種数:3、値下がり業種数:30
  • 昨年来高値更新銘柄数:59、昨年来安値更新銘柄数:0

東証1部の出来高は15億7,991万株、売買代金は2兆8,854億円(概算)となり、いずれも前日より増加しました。

決算発表もほぼ終わって手掛かり材料に乏しかったため、一部様子見スタンスが強くなりました。それでも、積極的な売買も散見され、売買代金は2兆9,000億円に迫る水準を確保しています。

そのような中、日経平均株価は上昇で始まったものの、後場に入ってから利益確定売りに押されて続落となりました。取引時間中の高値は30,560円(+268円)、安値は30,140円(▲152円)で、値幅(高値と安値の差)は約420円。

なお、TOPIXも同じような値動きで続落となりましたが、下落率は日経平均株価を大きく上回りました。これは、中小型株を含めて幅広く売りが優勢だったことを示唆しています。