お金の不安を解消する資産運用その2
貯蓄型保険
最後におすすめしたいのは貯蓄型保険です。
例えば外貨建保険や変額保険など、保険の中にも資産運用商品として活用できるものがいくつもあります。
貯蓄型保険の最大のメリットは保障を確保できるという点です。
将来のために資産運用をしていても、途中で自分が死亡、もしくは高度障害状態などになった時、家計に多大な影響があることは間違いありません。運用どころではありませんよね。
イデコやつみたてニーサで投資は万が一の際の費用としては不向きです。積み立てで複利効果が出始めるのは、長期で運用した場合ですから、運用したてで万が一が起こると、そのお金は、家族の生活に役立つもしくは治療に役立つほど育っているかと言えば、その可能性は極めて低いと思われます。
一方、保険の場合は加入時にあらかじめ基本保険金額が設定されます。
積み立ての最中に万が一の事があった場合は、死亡保険金や高度障害保険金、入院給付金などが契約として保障されます。
まだ投資信託などで運用した場合と比較すると、資産が十分成長していない早期の段階でも、保険であれば何かあった時に、家族にお金を遺せるというのは魅力的ですね。
特に守るべき家族がいるという人は、保険での運用を軸に据えると安心感があります。持っておくことをおすすめします。