「50代おひとりさま」の借入状況は?
貯蓄だけでなく、借入の状況もチェックしておきましょう。年代ごとにみた借入額は、以下の通りです。また、先ほどと同様、カッコ内は同時調査における2人以上世帯の金額を示しています。
世代別比較「借入金の平均額」
- 20代(~29歳)の借入金の平均額・・・29万円(592万円)
- 30代(30~39歳)の借入金の平均額・・・62万円(1274万円)
- 40代(40~49歳)の借入金の平均額・・・112万円(1088万円)
- 50代(50~59歳)の借入金の平均額・・・97万円(632万円)
- 60代(60~69歳)の借入金の平均額・・・47万円(478万円)
※借入金のない世帯を含む
貯蓄額と同じく、こちらも「二人以上世帯」に比べて低い金額が並びました。なお、住宅ローンについて「借入金あり」としている世帯をピックアップすると、
- 二人以上世帯…平均額 1399円、中央値 1200万円
- 単身世帯…平均額180万円、中央値0円
となっています。住宅ローンを借りているおひとりさまが存在しているとはいえ、その借入額は二人以上世帯を大きく下回っているようです。「おひとりさま世帯」と二人以上世帯における借入額の差は、こうした点が影響している可能性もありそうですね。
著者
二種外務員資格(証券外務員二種)記者/編集者/校閲者/
【保有資格】
ニ種外務員資格(証券外務員二種)・相続診断士・認知症介助士・終活ガイド資格1級保有。
【経歴】
二種外務員資格や相続診断士などの資格を保有し、「お金とくらし」にまつわる情報を専門的かつ丁寧に発信する金融メディア編集者・ライター。
早稲田大学第一文学部史学科卒。人文・社会系一般書籍、中学・高校社会科教材、就職試験問題の制作関連業務で15年以上の経験を持つ。また、大手人材派遣会社における採用管理業務などの実務経験もある。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』において、金融系メディアの編集者兼執筆者として、コンテンツ制作や編集を担当。
総務省「家計調査」・厚生労働省「厚生年金保険・国民年金事業の概況」・J-FLEC(金融経済教育推進機構)「家計の金融行動に関する世論調査」などの一次資料に基づくデータ記事の執筆に強み。
専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも記事執筆をおこなう。紙媒体での経験に加え、家族の介護を通じて得た知見を生かしながら、「お金とくらし」にまつわる情報を丁寧に発信している。(2026年7月9日更新)