【金額ごとの保有割合】
- 金融資産非保有:31.1%
- 100万円未満:3.4%
- 100~200万円未満:2.8%
- 200~300万円:3.5%
- 300~400万円:3.7%
- 400~500万円:1.9%
- 500~700万円:6.2%
- 700~1000万円:6.4%
- 1000~1500万円:8.2%
- 1500~2000万円:6.0%
- 2000~3000万円:8.4%
- 3000万円以上:11.1%
- 無回答:7.2%
中央値とは、金額が少ない人、あるいは多い人から順番に並べた時にちょうど真ん中に来る人の金額を指します。
平均値は極端に値が大きい人に左右される傾向がありますので、中央値の方がよりリアルな数値と言えるでしょう。
70代でも貯蓄がある人とない人の差が想像以上に大きいことが分かりますね。
70歳以上の3人に1人は貯蓄がない
気になるのが70歳以上で「貯蓄がない」と回答した世帯の割合です。
金融資産非保有世帯の割合・・・全体の31.1%
すなわち「およそ3人に1人が貯金がない」という実態です。これは由々しき事態といえるでしょう。
人生100年時代がすでに到来しています。
一方で日本人の健康寿命は男性が72.14歳、女性が74.9歳というデータがあります。
100歳まで生きるとすれば、30年程度お医者さんにかかりながら過ごしていくのかもしれませんね。
これでは医療費の負担がか心配です。
身近にいるおじいちゃんやおばあちゃんを見てみても、皆さん何かしらのお薬を飲んでいる人が多いですね。
老後は収入が年金収入のみになってしまう人が多いでしょうから、貯蓄がないと急な出費に対応するのが難しくなります。
貯蓄がないと心細い思いをしなければならないかもしれません。
老後に入る前に、できれば貯蓄を備えておく方がゆとりのある老後を送ることができるでしょう。
働いているうちに少しでも資産を積み立てておくべきと言えそうですね。