還暦前50代からでも「長期・分散・積立投資」
50代で貯蓄がなくても、お金を貯めることを諦めないでください。
ここから、50代から始める資産形成のポイントについてお話しします。
一般的に、資産や地域を分散した積立投資を長期間続けることにより、元本割れする可能性が低くなると言われています。
将来のことは不確実ではありますが、毎月コツコツと「長期・分散・積立投資」を継続することで、リスクを軽減することが期待できます。
こうすることで、10年、15年、20年と継続して運用を続けてみてください。資産運用で失敗しないポイントは、「時間をかけること」なのです。
長期運用と聞くと、50代の人は不安に思うかもしれません。「自分には若い人のように時間が残されていないよ」と思っていませんか。
今は「人生100年時代」です。老後は40年続いていくものだと考えると、時間はまだ十分に残されていると言えます。
ただし、下記のことは念頭に置いてください。
- 毎月積み立てで資金を投資に振り替える
- 引き出す時は必要な分だけを切り崩す
- 資産運用の歯車を止めない
すでに投資信託で運用している人も、一度に投資信託を解約して預金に振り替えたりせずに、入用がある都度、少しずつ切り崩してみてください。
ニーサなどの非課税制度も上手に活用したいですね。
運用している時間は、できる限り長く。長期運用を目指すことが大切です。