まとめ
老後生活がはっきりと見え始めた50代にとって、老後資金の貯蓄は切実な問題です。
「老後生活2,000万円」といわれますが、実際にはほとんどの方がこれに医療費・介護費が加わるため、50代で1,000万円程度の貯蓄額では少々厳しいと言わざるを得ません。
ただ「ゴールデン貯蓄期間」である50代が貯蓄に最適である年代であるのは間違いなく、また健康寿命を伸ばして収入を増やし、支出を抑えることで足りない貯蓄額をカバーすることも不可能ではありません。
まずは家計をもう一度見直して貯蓄にいそしみ、健康に良いことを始めてみてはいかがでしょうか。
参考資料
- 金融庁 金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書「高齢社会における資産形成・管理」
- 総務省統計局「家計調査(二人以上の世帯)2020年(令和2年)12月分」(2021年2月5日公表)
- 公益財団法人生命保険文化センター「生命保険に関する全国実態調査(平成30年度)」
- 国税庁「令和元年分 民間給与実態統計調査」
アフィリエイテッドファイナンシャルプランナー(AFP)/JSA認定ソムリエ/元歌舞伎役者 杉浦 直樹