さらに、任天堂(7974)にも連日で見直し買いが入って大幅上昇となり、再び2カ月ぶりに昨年来高値へ迫ってきました。

日経平均株価の下落に寄与した下位3銘柄

  • ソフトバンクグループ(9984)
  • ファナック(6954)
  • KDDI(9433)

前日に決算内容を好感されて昨年来高値を更新したホンダ(7267)と日産自動車(7201)があっという間に急反落し、大幅続伸となったトヨタ自動車と明暗を分けました。

また、小売り株では、ドラッグストア株が再び売られ始めており、この日はサンドラッグ(9989)が▲6%安に迫る急落となり、クスリのアオキホールディングス(3549)やスギホールディングス(7649)も大きく値を下げています。

その他では、取引時間中に決算発表を行った企業の株価が乱高下となり、とりわけ、工作機械大手のDMG森精機(6141)は前場で昨年来高値更新となったものの、発表直後に一時▲10%安に迫る暴落となったことが目を引きました。

新興市場(東証マザーズ)では、EC関連が再び注目を集める中、既に決算発表が終了しているメルカリ(4385)が買われ、一時+12%高へ爆騰して上場来高値を更新しました。

葛西 裕一