さいごに
定年を迎える60代に加え、その前後の年代の勤労者世帯の貯蓄事情をみていきました。
平均貯蓄額のピークは60代となっており、その4割ほどが共働き世帯であるという結果に。夫婦二人で力を合わせ、「老後2000万円問題」を意識した貯蓄額のキープを目指す世帯も多いのかもしれませんね。
年金制度の変更により、定年後の働き方が見直されつつある現在。「還暦を過ぎても共働き」というケースが、今まで以上に多く見受けられるようになる可能性は高いです。
長引くコロナ禍の不安。はたらき続ける環境や、ご自身の健康に関する漠然とした不安をお持ちの人も多いでしょう。また、老後のお金について意識するようになった、という人も多いはず。
「将来のお金のこと、心配だけど誰に相談すればいいのか分からない…」そんなお悩みをお持ちの人は、一度お金のプロのアドバイスを受けてみるのもおススメです。
ライフスタイルにフィットした、オーダーメイドの「お金の増やし方」が見つかるきっかけになるかもしれません。
ご留意点
本記事では以下の世帯を「働く世帯」としています。
- 世帯主の職業が「労務作業者世帯」(常用労務作業者、臨時及び日々雇労務作業者)、「職員世帯」(民間職員、官公職員(国家公務)、官公職員(地方公務))のいずれか。
注意)職業を有していても、「個人営業世帯」(商人及び職人、個人経営者)、「農林漁家世帯」、「法人経営者」「自由業者」「上記に分類されないその他職業」は含まれておりませんのでご注意ください。
参考資料
- 厚生労働省「年金制度改正法(令和2年法律第40号)が成立しましたhttps://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000147284_00006.html」
- 総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2019年(令和元年)平均結果-(二人以上の世帯)https://www.stat.go.jp/data/sav/sokuhou/nen/index.html」
LIMO編集部