かつて「冬のソナタ」が一世を風靡した当時の「ヨン様」人気は凄まじいものがありましたが、最近では「愛の不時着」が大ヒット。巣ごもり生活が続いているコロナ禍では、自宅で気軽に楽しめる「テレビ・ドラマ」は、女性シニアの楽しみの中で存在感が増しているのかもしれません。

第1位「旅行」

第1位は「旅行」の43.4%(男性43.6%、女性43.2%)で、男女差はほとんどありません。しかし、旅行にかける金額には差があるようです。

出所:「シニアの生活意識調査」(ソニー生命保険株式会社)


「旅行」が楽しみだと回答した人(434人)に、1カ月あたりの旅行にかけるお金を聞いたところ、平均額は全体で2.4万円。男性2.1万円、女性2.8万円で、男性より女性の方が7千円ほど高くなっています。男性シニアより女性シニアの方が、旅行に対しては財布の紐が緩みがちのようです。

一方、男性の方がお金を使う項目もあります。第4位に入った「グルメ」では(回答者:287人)、1カ月当たりにかける平均額は全体で1.3万円。男女別だと男性が1.5万円で女性シニアの1.2万円より3千円高いという結果でした。男性はお酒を飲む分、出費が多くなるのかもしれません。

出所:「シニアの生活意識調査」(ソニー生命保険株式会社)