すぐにまねできる⁈教育費を増やす方法とは

「年収1000万円家庭が教育費に月15万円以上費やしている」と聞くと、とてもまねできないような気持になってしまいます。しかし、調査ではこういった家庭でもところどころに「節約」の姿が見えました。いったいどのような支出を削っているのでしょうか。

通信費

今回調査に協力した3家庭のうち、2家庭の通信費は月額が7000円でした。最近では格安スマホなどが浸透し、ちょっと調べるだけでかなりお得なプランなどに変えることができます。中には「大手通信キャリアでないと」という方もいるかもしれませんが、最近ドコモなど大手の会社から発表された新プランなどを今後上手に取り入れていくだけでもかなり節約ができるのではないでしょうか。「塾+通信教育」の費用というと、かなり痛手に感じますが、通信費を浮かせるだけで通信教育費用代などは簡単にねん出することができると考えると、少々ハードルが下がりそうです。

自動車関連費

こちらも一番高かったご家庭で22000円という金額でしたが、他のご家庭は4000円、0円とかなり支出を抑えていました。住んでいる地区にもよると思いますが、最近ではカーシェアリングなども増えているので「そもそも車を手放す」という考え方もひとつの方法かもしれません。塾などに通っているお子さんがいると、自動車での移動は便利です。とはいえ、実際に中学受験のために塾に通っているご家庭でこういった節約ができているのも注目できるポイントではないでしょうか。

外食費

こちらも受験を終えた2家庭のウェイトが大変小さく、それぞれ月の支出が10000円と5000円という数字でした。頻繁に外食をせず、自宅で作ることで費用を抑えているそうです。食べ盛りのお子さんをお持ちのご家庭は外で食べるとあっという間に10000円を超えることも多いはず。たまに勉強を頑張ったり家族の記念日として外食をするのはいい気分転換になるかもしれませんが、しょっちゅう外食などをしていると時間もお金もロスにつながる。教育費のねん出にはそういった工夫も大切なのかもしれませんね。