シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回は回転寿司チェーン店「くら寿司」を運営するくら寿司(2695)の2021年1月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。

直近の月次実績

2021年2月5日に更新された、くら寿司の2021年1月既存店売上高は、対前年同月比84.4%。内訳は客数75.9%、客単価111.1%で、客単価のプラスで客数のマイナスをカバーできずにマイナス成長となりました。

全店売上高も89.6%で、既存店・全店ともにマイナス成長となっています。

今期の既存店売上高の振り返り

では、同社のここまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は10月決算)。

前期の既存店売上高はプラス成長5カ月・マイナス成長7カ月となりました。今期は11月が対前年同月比134.4%となり大幅なプラス成長でスタートしましたが、12月94.4%、1月84.4%と後退を続けています。

また、前期の全店売上高はプラス成長8カ月・マイナス成長4カ月でした。今期は11月が大幅なプラス成長(141.9%)ながら、12月99.8%、1月89.6%であり既存店同様の推移を見せています。

過去1年の株価動向

最後に同社の株価動向を見ていきましょう。

同社の株価は2020年1月に高値5,880円を付けた後に反落して、4月には安値3,145円まで下落しています。その後はN字型の反発を見せて、12月には6,830円に到達しました。2021年に入り一時5,800円を割れた後に再上昇を開始しており、2月9日には7,000円を回復しています。

今期は11月の対前年同月比で大幅なプラス成長からスタートしましたが、12月そして1月と既存店・全店売上高ともにマイナス成長が続いています。今後どのタイミングでプラス成長を回復できるのかが注目されます。

くら寿司の過去1年の株価推移

参考資料

LIMO編集部