東証マザーズ株価指数は小反落、売買代金は7日連続で2,000億円割れ

東証マザーズの出来高は7,266万株、売買代金は1,675億円となり、いずれも前日より増加しました。

ただ、前日よりは増えたものの、個人投資家の物色意欲が盛り上がりを欠いており、売買代金は200日連続で1,000億円を上回りましたが、7日連続で2,000億円を割り込んでいます。

なお、一部主力銘柄が利益確定売りに押されたことなどから、株価指数は小反落で引けました。

ソフトバンクGが急騰で21年ぶりに1万円台回復、期待外れのバンナムHDが一時暴落

日経平均株価の上昇に寄与した上位3銘柄

  • ソフトバンクグループ(9984)
  • ファーストリテイリング(9983)
  • 東京エレクトロン(8035)

この日も株価指数への寄与度の高い値嵩株が総じて買われ、ファーストリテイリング、ソフトバンクグループ、ファナック(6954)、テルモ(4543)などが昨年来高値を更新しました。

特に、前日に発表したQ3累計決算(9カ月間)の最終純利益が3兆円を超えたソフトバンクGが買われ、一時+7%高に迫る急騰となり、21年ぶりに1万円を付けています。ただ、その後はやや上値が重くなり、終値は+3%強高に止まりました。

また、前日に米国テスラ社が仮想通貨ビットコイン(BTC)への大規模投資を発表したことで、BTCが急騰して史上最高値を更新。これを受けて、東京市場ではマネックスグループ(8698)が+16%超高へ大爆騰して約12年8カ月ぶりの高値を付けました(当然、昨年来高値更新です)。