東証マザーズ株価指数は反発、売買代金は6日連続で2,000億円割れ

東証マザーズの出来高は6,992万株、売買代金は1,584億円となりました。

出来高は先週末より減少しましたが、売買代金は概ね横ばいでした。個人投資家の物色意欲が盛り上がりを欠く中、売買代金は199日連続で1,000億円を上回りましたが、6日連続で2,000億円を割り込んでいます。

一方、株価指数は反発となりましたが、大型株式市場に比べると盛り上がりに欠けた値動きとなったようです。

ソフトバンクGが大幅高で21年ぶりの高値更新、期待外れの決算内容のダイフクが暴落

日経平均株価の上昇に寄与した上位3銘柄

  • ソフトバンクグループ(9984)
  • ファーストリテイリング(9983)
  • ダイキン工業(6367)

株価指数への寄与度の高い値嵩株が総じて買われ、ソフトバンクグループ、ファナック(6954)、テルモ(4543)などが昨年来高値を更新しました。特に、引け後に決算発表を控えたソフトバンクグループは21年ぶりの高値を付けています(株式分割考慮後)。

また、この日は自動車生産の回復等で来期の業績好調が見込める鉄鋼株の上昇が目立ち、神戸製鋼(5406)が一時+18%超高へ大爆騰、日本製鉄(5401)も一時+11%超高の爆騰となり、JFEホールディングス(5411)も急騰して引けました。

さらに、ハイテク株は高安まちまちでしたが、日立製作所(6501)と三菱電機(6503)のオールドネームが揃って昨年来高値を更新しています。