お金持ちは時間と情報にお金を使う

お金持ちは、時間と情報にお金を使う傾向があると言えるかもしれません。

例えば東京から大阪に行くとき、お金がない人は夜行バスが安くてよいと思うでしょう。

しかし、お金持ちは新幹線や飛行機を利用します。お金で時間を買っていると言えます。

冒頭で述べた「富裕層」と言われるビジネスパーソンは、消費者が日常生活を送るうえで何に困っていて、それを解決するには何があればいいかのニーズを収集しているのだと語っています。

ニーズとは、「ああしたい、こうしたい」、「こうできればいいのに」という願望です。この希望をお金を支払ってでも叶えたい、解決したいと考えている人はいるはずです。

彼らは、そこにビジネスチャンスがあると考えているのです。

お金持ちは、自分にとって有益なものをしっかりと把握しています。

ビジネスの嗅覚は「さすが!」と言えるところですが、私たちも、日常生活の中で情報にお金を使うべき場面は出てくると思います。

例えば、資産運用をするときですが、手数料の安さだけを重視して資産運用をスタートすると大変です。運用商品の数は膨大ですから、どれを選ぶかだけでも大変手間の必要な作業です。

結局選びきれずに、運用をスタートできないまま終わってしまう人もいますし、逆に自信がないまま購入してしまい、途中で運用を止めてしまう人もいます。

自分が毎月数万円かけて投資をする商品を、仕組みも理解せずに決めてしまったりするでしょうか。

大切なお金だからこそ、資産運用のプロのアドバイザーに伴走してもらうほうが良いと言えます。

手数料はかかりますが、時間と情報の対価としてみるなら、無駄なお金とは言えないかもしれませんね。