なお、前日に通期の最終赤字幅拡大見通しを公表した日本航空(9201)でしたが、概ね織り込み済みだったこともあり上昇して引けています。

日経平均株価の下落に寄与した下位3銘柄

  • 京セラ(6971)
  • 協和キリン(4151)
  • 中外製薬(4519)

前日の決算発表においてスイッチ販売台数を引き上げ、業績見通しを上方修正(最高益更新見込み)した任天堂(7974)が朝方は買われたものの、いったん材料出尽くしで売られて終値は下落しました。

また、医薬品株が相対的に売られる中で、とりわけ、昨年は株価上昇が続いた小林製薬(4967)の下落が目立ち、一時▲8%超安の急落となっています。

その他では、今週後半から関東地方でも春の陽気が続く見通し等を受け、電力需要のピークアウト見通しから東京電力ホールディングス(9501)が一時▲7%安に迫る急落となったことが目を引きました。

葛西 裕一