東証マザーズ株価指数は続伸、売買代金は連日で2,000億円を下回る
東証マザーズの出来高は6,791万株、売買代金は1,473億円となり、いずれも概ね前日並み(微増)でした。
個人投資家の物色意欲が盛り上がりを欠く中、売買代金は195日連続で1,000億円を上回りましたが、連日で2,000億円を割り込んでいます。
なお、株価指数は主力銘柄を中心に買い戻されて続伸となりました。終値でも1,200ポイントを固めに入りつつあるようです。
デンソーなどトヨタグループが軒並み急騰、好決算発表の任天堂は材料出尽くしで下落
日経平均株価の上昇に寄与した上位3銘柄
- 東京エレクトロン(8035)
- ソフトバンクグループ(9984)
- アドバンテスト(6857)
米国株の半導体指数反発を受けて、東京エレクトロンが買い戻されて値を上げ、アドバンテスト、ルネサスエレクトロニクス(6723)、SUMCO(3436)、ローム(6963)などが揃って急騰しました。
また、前日に終わった前期業績(2020年12月期)の営業損益が一転して黒字化したことを発表した資生堂(4911)が買われ、一時+8%弱へ急騰し、終値も+7%超高になっています。
その他では、取引時間中にQ3累計決算を発表し、通期業績(2021年3月期)を上方修正したデンソー(6902)、アイシン精機(7259)、豊田自動織機(6201)などのトヨタグループの部品メーカーが軒並み急騰し、デンソーが昨年来高値を更新し、豊田自動織機は上場来高値を更新したことが目を引きました。