海外移住に成功する人、失敗する人の違い

海外移住に成功する人と失敗する人の違い、それはズバリ、現地人の友達ができるかどうかです。日本は島国ですので、閉鎖的な島国DNAが染み付いています。すると、仮に海外移住をしたとしても現地の日本人同士で集まってしまうことが非常に多いのです。

それだとせっかく海外移住をしても、日本に住んでいるのと大して変わらない状況になってしまいますし、現地の言語や慣習も理解できないのでいつまで経っても現地に馴染むことができません。

海外移住のパターンは基本的に次の3つ。駐在員かセミリタイアか教育移住です。

駐在員の場合は海外勤務が目的ですのでそう失敗することはないと思いますが、セミリタイアでの移住の場合、せっかく海外へ移住をしても日本人同士で集まってばかりの人が多いのです。

たとえば、リタイアしてマレーシアに移住した日本人の1日ルーティンを考えてみると、

毎朝起床して、
街に出かけ、
朝食をとり、
趣味のゴルフを嗜む・・・

というまさに夢のようなライフスタイルを送ることができるわけですが、この生活が毎日1年も2年も続くと考えたらどうでしょうか?

そうですね。飽きてしまうわけです。

私は仕事があるのでまだ良いのですが、仕事が一切なく、毎日が同じことの繰り返しだったらせっかくの移住ライフも途端につまらないものになってしまうと思います。そのため、結局1~2年程度で海外移住に飽きてしまい、日本に戻ってきてしまう人が多いわけです。

また、教育移住が目的で海外移住をする人は日本にはまだ少ないですが、もし教育移住をする場合、さすがに物価の安いマレーシアといえども、それなりの学校で教育を受けようとするならかなりのお金がかかります。

さて、このように海外移住には3つのパターンがあるわけですが、海外移住に成功したいのであれば、現地人と積極的に交流をして現地で必要とされる人になるのが一番です。

せっかくリタイア移住をしたとしても、誰からも必要とされなければその生活に飽きてしまいます。積極的にボランティア活動をしたりだとか、現地でビジネスをしたりだとか、何かしらの活動を自ら主体的にやることが重要になってきます。

私がマレーシアに移住した頃は、すでに一生食べていけるだけの資産とビジネスがありましたが、あえてチャレンジをして現地でビジネスを開始しました。


現在はマレーシア人を3人雇い、日本の自動車部品の輸入総代理のビジネスをしています。会社を設立してから1年間は赤字でしたが、ようやく去年、黒字転換することができました。

このように、海外移住をしても常にチャレンジして、現地人と積極的に交流をしていれば、飽きてしまうなんていうことはありません。現地の文化や慣習を理解し、現地人と積極的に交流、常に能動的に動いてワクワク感を絶やさないこと、これこそが海外移住を成功させる秘訣だということです。

余談ですが、現地でのコミュニケーションはもちろん英語です。最初はほとんど英語ができませんでしたが、なんとかできるようになりました。英語ができるようになってからビジネスを始めたのではなく、やりたいことを見つけたら必然的に英語ができるようになったのです。

ビジネスでも何でもそうですが、心からやりたいことを見つけると、必要なことは後からでもできるようになります。ですから、まずは飛び込んでみることが重要だと思うのです。

最後に海外移住をするには具体的にどうすれば良いのか、海外移住に必要なビザと経済的条件について具体的に見ていきましょう。

海外移住に必要なビザと経済的条件

まず、海外移住のためにはビザが必要です。

最も簡単なのはプチ移住です。たとえばマレーシアの観光ビザは3カ月ですし、タイでは1カ月の観光ビザを入国時にもらうことができます。ただし、帰りの航空券がないと入国できないので注意が必要です。

ただ、観光ビザでは家を借りられないケースもあるため、現地で家を借りる際は要注意です。そのため、長期滞在目的であれば観光以外のビザを取ることが必要になるでしょう。

ちなみに、中田さんが移住するシンガポールで永住ビザを取得するためには、なんと約160億円以上の資産があることを証明して、さらに約2億円相当のお金をシンガポールのファンドに投資しなければなりません。そのため、超大金持ち以外はシンガポールの永住権を取得するのはほぼ不可能です。