老後資金の必要額と貯蓄のコツ

「老後2,000万円問題」をきっかけに、貯蓄を増やすことを考えるようになった人も多いでしょう。ここでは老後資金の必要額や貯蓄のコツをみていきます。

・老後資金の必要額

総務省の「家計調査 家計収支編 二人以上の世帯年報(2019年)」表番号 3-12「(高齢者のいる世帯)世帯主の就業状態別 65歳以上の夫婦一組の世帯 無職世帯」では、65歳以降の年金を含めた収入は夫婦で平均23万7,358円に対し、実支出は26万7,766円と毎月約3万円の赤字が出ていることが分かります。90歳までの不足額を計算すると約900万円となります。

厚生労働省の「2019(令和元)年財政検証結果のポイント」(によると今後年金の受給額は下がる見込みであり、このままでは現在夫婦で20万円程受給している年金が今後17万円となります。そのため家計の赤字は約6万円となり、90歳までの不足額は1800万円程に。そのため、これから老後資金を形成していく年代の人は2,000万円程の貯蓄を目指す必要があります。

貯蓄を増やすコツ

老後資金と言われても、なかなか思うようにお金が貯められない場合も。貯金が苦手な人は、給与から天引きされる財形貯蓄や確定拠出型年金などを利用するのも手です。会社に制度がない場合は、給与の入る銀行の定期積立預金などを利用するのもおすすめ。売却益や配当金が一定期間非課税となる NISA(少額投資非課税制度)や所得控除などを受けられる iDeCo(個人型確定拠出年金)を利用して、資産を増やすのも良いでしょう。