「おひとり様」の老後に備えて
総務省統計局の「家計調査報告 家計収支編 2019年(令和元年)平均結果の概要」では、単身世帯(平均年齢59.0歳)の消費支出額は約16万4000円と示されています。
厚生年金の女性の平均年金月額は約10万円、国民年金は約5万円であることを踏まえると、年金収入のみでは生活費が不足する可能性が高いです。
現役時代は、お金を比較的自由に使えるおひとりさま。その反面、リタイア後も1人でお金のやりくりをしなければなりません。また、夫婦世帯とは違い、お金を払って他人に頼る場面も増えることも考えられます。
十分な老後資金がないままだと、悠々自適な老後生活が遠ざかってしまうことに。若いうちから、老後への備えを念入りにしておきたいですね。
参考資料
- 厚生労働省「令和元年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 総務省統計局「家計調査報告家計収支編 2019年(令和元年)平均結果の概要」
- 中野令子(LIMO)「おひとりさまの老後~高齢単身無職世帯は毎月いくら貯蓄を取り崩す?」
LIMO編集部