人脈作りには「優秀さ」より「好感度の高さ」が重要な理由

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「有力な人脈がほしい」と考える人は少なくありません。そして人脈を構築する手段についていえば、

「相手を引きつけられる、輝く実績を持ちなさい」

といった主張が見られます。しかし、筆者は優れた人脈を作りたければ、優秀さより相手から好感を持ってもらう振る舞いこそが重要だと考えます。

今回は「人脈は実績で作る」という従来のあり方から、「人脈は共感で作る」への変化を考察したいと思います。

「人脈」は足し算ではなく、引き算である

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「人脈とは、お互いにビジネスメリットを享受できる利害関係を作る行為」と定義するなら、本来のあるべき人脈というのは「努力して作るもの」というより、「信用を勝ち取った結果、残るもの」というのが本質ではないでしょうか。

人脈を作ると考えると、積極的に人脈を開拓するイメージがつきまといます。せっせと、人の集まる場所にでかけて、お酒の力を借りて胸襟を開いて話をして名刺交換…。筆者はかつて人脈の作り方がわからず、異業種交流会にせっせと足を運んで、たくさんの名刺をばらまいてきました。

しかし、結果としては頼んでもいないのに、相手のメルマガに勝手に登録された挙げ句、営業メールがたくさん来るようになったり、「今度、当社のセミナーに参加してくれませんか?」という勧誘ばかりです。結局、今、連絡を取り合える人脈は1つもできませんでした。

しかし、人脈を残るものと定義すれば、このような徒労に終わる活動をするべきでないことは明らかです。ビジネスをした相手を丁重に対応し、相手に安心感を与えるようにホウレンソウを心がけ、相手の期待値を超える成果物を提供し続ければ、人脈を意識することをしなくても、ビジネスの関係は継続するものです。

筆者もお互いにメリットのあるビジネスを気持ちよくやり取りできるように心がけた相手とは、何年経過しても仕事をする人脈として残っています。

人脈は作るものではなく、残るものなのです。

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執筆者
黒坂 岳央
  • 黒坂 岳央
  • 高級フルーツギフトショップ「水菓子 肥後庵」代表
  • 起業家/投資家/ジャーナリスト

関西外国語大学入学、在学中にシカゴDePaul Universityへ留学し会計学を専攻。大学卒業後、ブルームバーグLP、株式会社セブン&アイネットメディア、株式会社コカ・コーラボトラーズジャパン勤務を経て、熊本の三ッ星フルーツギフト「水菓子 肥後庵」を起業。ビジネスジャーナリスト、作家、講演家。投資家でもあり、株式・国内外の不動産・FX・仮想通貨などに幅広く投資。資産数十億円超のビリオネアとの投資やビジネス経験を活かして、『年収1億円超の起業家・投資家・自由業そしてサラリーマンが大切にしている習慣 “億超えマインド"で人生は劇的に変わる!』を著書に持つ。英会話スクール・語学留学より圧倒的に低コスト&最短最速で身につく「英語多読の入門講座」を無料動画で開講中!