請求時の年齢による減額・増額率は以下のとおりです。
繰上げ・繰下げによる減額(カッコ内は改正後)・増額率
- 60歳:70%(76%)
- 61歳:76%(80.8%)
- 62歳:82%(85.6%)
- 63歳:88%(90.4%)
- 64歳:94%(95.2%)
- 65歳:100%
- 66歳:108.4%
- 67歳:116.8%
- 68歳:125.2%
- 69歳:133.6%
- 70歳:142%
- 71歳:150.4%
- 72歳:158.8%
- 73歳:167.2%
- 74歳:175.6%
- 75歳:184%
75歳まで受給開始年齢を繰下げることで、増額率が最大184%となります。
将来の年金額に不安を持っている人は、年金の繰下げ制度を利用すると75歳以降の毎月の年金収入が増額します。
人生100年時代ですし、自分の寿命は誰にも分かりません。この繰下げ制度は利用を検討する余地があると言えるでしょう。